2018年11月7日16:00
諏訪信用金庫は、2018年10月15日付で、スマホ決済サービス「Origami Pay」を提供するOrigamiと業務提携に関する契約を締結し、キャッシュレス化への取り組みを始めたと発表した。同社のサービスで協業することで、利用者の多様なニーズへの対応や利便性向上に向けた新たな決済手段の提供を目指すという。同社との業務提携締結は長野内金融機関初となる。
Origami Pay は、決済を通じた顧客分析ツールに強みがあり、事業者の新規顧客獲得や売上増加が期待できるとともに、中国大手電子決済サービス「Alipay(支付宝)」にも対応しているため、インバウンド需要の取り込みも可能だ。
今回の契約では、同サービスを利用する加盟店の候補者を同金庫が紹介することで、加盟店数の拡大を図りながら利用者の利便性を高めるとしている。同金庫の営業店網をはじめ、諏訪地方で Origami Pay 導入を推進し、キャッシュレス化による決済の拡大を図ることで、地域経済活性化へ貢献していく方針だ。