2018年12月10日19:44
NTTデータは、キャッシュレス決済総合プラットフォーム「CAFIS」において、2019年春より、小売業者において、国内外の各種コード(一次元バーコード、QRコード)決済に1台の決済端末または1つのインターフェースでマルチ対応を可能とするソリューションの提供を開始すると発表した。
同サービスは、中国で広く普及しているAlipay、WeChatPayなどをはじめとする海外のコード決済、また国内利用者向けのOrigami Pay、d払い、プリン(pring)、PayPay、LINE Pay、楽天ペイ(アプリ決済)など、あらゆる一次元バーコード・QRコード決済に順次対応していく方針だ。また同社の決済ソリューション(CAFISセンタ間接続、CAFIS Arch、CAFIS Pastel Port等)を生かし、小売業者がより接続しやすいインターフェースやアプリケーションを提供していくという。
小売業者は、初期投資を極力抑えながら多様なコード決済に対応でき、販売機会の損失を減少することが期待できる。一方、消費者は、より多くの店舗で、より利便性の高い決済手段を選択して使えるようになる。またインバウンド向けのコード決済については、消費者が自国で慣れ親しんだ決済手段を日本国内でもより多くの店舗で使えるようになる。