2019年1月10日8:50
一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(宮崎県児湯郡新富町)は、新富町商店街にキャッシュレス決済を導入したと発表した。 第一号として、同商店街の「こゆ野菜カフェ」に導入。 スマホ決済サービス「LINE Pay(ラインペイ)」を設置し、2019年1月よりキャッシュレス決済に対応した。
宮崎県新富町では、2017年4月~2018年12月までの間に、のべ8,500人を数える関係人口を創出してきたという。また、全国の自治体からの視察数も顕著に伸びており、2018年の新富町での自治体職員および議員の視察受け入れ件数は、前年度(5件)の4倍以上となる21件(136名)となっている(※2018年11月15日時点)。
新富町では、 クレジットカードや電子マネーといったキャッシュレス決済の利用はごくわずかな店舗・サービスに限られているという。今回の導入は、このように増加傾向にある新富町での関係人口に対し、決済の選択肢を提供して消費を促進するものだという。また、現金決済のままでは終業時の売上管理作業や、つり銭の準備、 銀行の行き来などに時間を要する地域の飲食店や小売店にとって、負担を軽減できる有効な施策だとした。