2019年3月22日7:30
プレイドは、同社の提供するネイティブアプリ向け・CX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE for App」が、JapanTaxiが展開するタクシーアプリ「JapanTaxi」に導入されたと発表した。
「JapanTaxi」アプリは、 これまでのマスおよびデジタルでの各種プロモーション施策の結果、ビジネスパーソンを中心に全国で600万ダウンロードを達成している。日本全国を網羅する国内最大のタクシー配車アプリとしての地位を確立してきたものの、ダウンロードしたユーザーの継続利用・定着化に課題を抱えていたそうだ。
このような課題の解決に向けて、「JapanTaxi」アプリは乗客とタクシーとの最適なマッチングの実現を目指しているという。個々のユーザーごとのニーズに合わせてユーザー接客を提供し、柔軟なシナリオ設計ができる環境を整えるという観点から、「KARTE for App」を導入した。
「JapanTaxi」アプリでは、「KARTE for App」の活用により、例えばそのユーザーが最もタクシーを呼びたいであろうホットなタイミングを逃すことなく、最適な接客アクションを提供することができるという。
また。「JapanTaxi」アプリはGoogle BigQuery/Adjustなどの各種ツールを利用している。 「KARTE Datahub」も同時導入し、それらのデータを統合して、ユーザーのこれまでの経験から、 「いまこの瞬間」までを精緻に把握したうえで、リアルタイム接客を実現するそうだ。
さらに、「KARTE for App」をマーケティング部門のみではなく、ユーザーを徹底的に理解するため共通基盤として社内全体で活用していくことを想定している。施策やその効果を可視化し、全体で共有することで、接客アクションの最適化に加え、「JapanTaxi」アプリというプロダクト自体を顧客視点でアップデートしていくためにも活用していく予定だ。