2019年4月17日9:00
米国コンビニ協会(NACS)のレポートによると、米国コンビニのカード手数料が2018年には9.9%アップした。売上の伸びは8.9%にもかかわらず。
NACS加盟コンビニが払った2018年のクレジットとデビットカードの手数料は111億ドル。日本円にして約1.2兆円になった。2017年は101億ドルだから、9.9%増ということになる。
2018年の売上高は6,543億ドルで、2017年の6,011億ドルから8.9%伸びている。売上の伸びよりカード手数料の伸びが大きいのは、カード利用が伸びたこととガソリン価格の上昇をNACSは挙げている。
米国コンビニにとって、カード手数料は人件費に次ぐコストシェア。利益を確保するにはカードコスト削減が急務というところだろう。