2019年5月9日18:00
アント フィナンシャル サービスグループは、2019年5月9日、中国のゴールデンウィーク期間(2019年5月1日~3日)における、中国人観光客(台湾、香港、マカオからの観光客を除く)のAlipay(アリペイ)消費統計データを発表した。
これによると、中国のゴールデンウィーク期間中、中国人観光客のAlipayを通じた取引件数において、1位は香港、2位はタイ、3位は韓国で、日本は世界4位となった。
また、中国のゴールデンウィーク期間中、中国国外でAlipayを利用した中国人観光客の一人あたり平均消費額は、前年比10%増だった。アジアの国・地域別の一人あたり平均消費額ランキングでは、日本はアラブ首長国連邦、韓国に続き3位となった。2位の韓国との差は、昨年の日本の一人あたり平均消費額の2倍から、今年はその10%にまで縮小している。
なお、キャッシュレス決済の普及を背景に、日本ではより多くの店舗でAlipayを利用できるようになり、中国人観光客の利便性を高めた。日本における一人あたり平均消費額は前年比25%増で、最も成長の著しい国・地域の1つだとしている。
日本では、Alipayが最も利用された店舗はコンビニ、空港、百貨店で、一人あたり平均消費額の伸び率が最も高かったのはコンビニとドラッグストアだった。