2019年5月18日9:00
2019年5月3日、キャッシュレスが進む英国で、政府は現金保護計画を発表する。そのため、英国財務省は規制当局と英国中央銀行を巻き込み、新しい組織をつくる。
組織名はJACS(Joint Authorities Cash Strategy Group)。その組織のもとで、戦略を策定し、現金システムの総合的な管理と、現金が必要な人たちを支援する。
基本方針としては、ペニー硬貨から50ポンド紙幣まで、現状通り維持しつづける。完全に現金を廃止することはない。
これは金融弱者を支援するためだけではなく、オープンバンキングやデジタル決済などの決済改革を補完するものだとしている。