2019年8月5日8:20
楽天は、「楽天市場」の会員プログラムである「楽天ママ割」において、2019年7月24日、「楽天 ママ割 ママの学校 ‐増税、老後に向けて“貯める、使う、運用する”今どきママの「ポイ活」講座‐」を開催した。当日は、「楽天スーパーポイント」を「楽天ペイ(アプリ決済)」で貯めたり、「楽天証券」で投資に活用できる方法などを紹介した。
母親が増税への備えを学べる特別講座
「楽天ママ割 ママの学校」は、母親の悩みに寄り添う講座となり、子育て世代の課題を毎回取り上げている。第4回目となる今回は、10月に消費増税が予定され「老後 2,000万円」問題も騒がれる中、母親が実践できる備えを学べる特別講座となった。
楽天では、2016年9月にマタニティから子育てまで、楽天会員の父親、母親、子供を買い物でサポートする会員プログラム「楽天ママ割」を展開している。「楽天ママ割」は楽天会員で子供の情報を登録した人が対象となり、楽しく買い物ができる情報を提供している。
当日は、まず大手証券会社での 勤務で培ってきた知識と経験をもとに、子ども向けの金融教育を提供しているマネネに所属しているファイナンシャル プランナー久富友里加氏を講師に迎え、消費増税への心構え、「キャッシュレス・消費者還元事業」の仕組みとキャッシュレス 決済で受けられるメリットなどを紹介した。
「楽天ペイ(アプリ決済)」でお得にポイントを貯める
続いて、楽天ペイメント 楽天ペイ事業本部 マーケティング&編成部 クライアントサービス企画グループ 黒田龍司氏が登壇。楽天では、クレジットカードの「楽天カード」、電子マネー「楽天Edy」などに加え、スマホアプリ決済「楽天ペイ(アプリ決済)」を提供している。「楽天ペイ(アプリ決済)」は、QRコード/バーコードを使った決済サービスとなり、同サービスで支払うと、200円につき1ポイント(0.5%)貯まる。たとえば、支払元を「楽天カード」にすると、カード分のポイントも二重取りできて、合わせて200円で3ポイント(1.5%)貯まる。さらに、アプリでポイントカードの提示も可能だ。
QRコード決済には、QRをスマホに表示して機器にかざす方式であるCPM(利用者提示型)、QRを顧客の端末で読み取るMPM(店舗提示型)の方式があるが、そのいずれに対応している。当日は、会場にピザーラのピザを注文し、参加した母親が「楽天ペイ(アプリ決済)」を利用して、MPMによりキャッシュレス決済の利便性を体験してもらった。
「楽天ペイ(アプリ決済)」では定期的にキャンペーンを展開しており、キャンペーンにエントリーすれば、お得にポイントを獲得できる。黒田氏は、月々の支払いで楽天ペイを使ったシーンをシミュレーションした上で、賢く使うと2,000ポイントをゲットできるとした。]
「ポイント運用 by 楽天PointClub」、「投資信託ポイント買付サービス」を展開
最後は、楽天証券 経営企画部 広報担当 松﨑裕美氏が登壇。楽天では、楽天グループの各サービス利用で貯まる「楽天スーパーポイント」で投資の疑似体験ができる「ポイント運用 by 楽天PointClub」、ポイントで投資信託の買付もしくは買付代金の一部に充てることができる「投資信託ポイント買付サービス」の2つを展開している。「ポイント運用 by 楽天PointClub」は、口座開設は不要で、3ステップでスタートできる。また、「アクティブ」と「バランス」から選択でき、運用して増えたポイントは、引き出して使用できる。「投資信託ポイント買付サービス」は、楽天スーパーポイントもしくは楽天証券ポイントで、1ポイント=1円として、1円単位で利用できる。さらに、投資信託の通常注文だけではなく、特定口座、一般口座、NISA口座、つみたてNISA口座で利用可能だ。NISA口座で運用した利益であれば税金がかからないメリットもあるとした。
また、500円以上のポイント投資を行うと、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象となり、楽天市場での買い物がポイント+1倍となる。さらに、楽天銀行と連携すると、投資信託の残高に応じてポイントが貯まるそうだ。
松﨑氏は、米国資産運用大手 フィデリティ・インベストメンツの調査を引き合いに出し、女性は男性よりも年間で―0.4%多く貯蓄し、0.4%多く投資で稼いでいるとした。女性は株式のみに偏らせない、市場の動きを追ったり合わせたりしないなど、リスク分散ができる傾向にあり、男性よりも投資脳を持っているとした。