2019年8月7日18:30
インターナショナルシステムリサーチ(ISR)は、2019年8月19日にCloudGate UNOでFIDO(ファイド)2認定を取得している「Windows Hello」によるパスワードレス認証連携の提供を開始すると発表した。
CloudGate UNOは、2019年6月6日にFIDO2の認定を取得しており、Yubico社が提供するYubiKeyなどのFIDO2対応認証デバイスを用いて認証を行うことで、パスワードレスの認証が可能だ。そして、今回のWindows Hello連携の提供開始により、Windows10のPCにおいて、クラウドサービスへのアクセスを行えるようになる。
CloudGate UNOのシングルサインオン(SSO)に対応しているアプリケーションやサービスであれば、FIDO2に対応をしていなくても、またFIDO2への対応を待たずにWindows Helloにてその安全性を確保でき、パスワードレス認証が行えるという特長がある。
また、これまでに提供していた統合Windows認証の場合、Windows PC自体へのサインオンを行えば、対象サービスへユーザーの認証情報を連携できるという利便性がある一方、共有PCとしてWindows端末を利用していた場合には、そのPC端末を共有している誰もがログイン済みアカウントで連携サービスへアクセスできてしまうというセキュリティの課題があったという。Windows Hello連携をCloudGate UNOが提供することで、生体情報を利用した認証による利便性を損なうことなく、CloudGate UNO利用ユーザーの厳密な本人確認が可能となる。