岸博之氏の注目はキャッシュレスとAI、じぶん銀行はフィンテックの先駆け

2019年8月28日7:00

KDDIと三菱UFJ銀行が共同出資して設立したインターネット銀行であるじぶん銀行は、2019年8月26日、同社 代表取締役社長 臼井 朋貴氏と、元経産官僚、慶應大学大学院メディアデザイン研究科教授を務め、現在テレビや講演会などで活躍している岸博幸氏によるトークセッションを開催した。当日は、キャッシュレス化やPMI(日本製造業購買担当者景気指数)の活用方法、AI(人工知能)外貨予測、今後の投資の形などについて語った。

左から代表取締役社長 臼井 朋貴氏、岸博幸氏

インターネット銀行であるじぶん銀行は、手のひら1つで金融サービスが完結できる世界を目指している。決済領域では、「au WALLET プリペイドカード」への電子マネーチャージが可能だ。また、じぶん銀行アプリから発行できるカードレスの「JCBデビット」を発行できる「じぶん銀行スマホデビット」も展開している。さらに、キャッシュカードの代わりにスマートフォンアプリを使ってセブン銀行ATMで現金の預け入れ、引き出しができる「スマホATM」などのサービスも提供している。

新たなサービスとして、IHSマークイットが算出する景気実態を正確に映し出す先行指標として知られる購買担当者指数のうち「日本PMI」を「じぶん銀行日本PMI」として2019年7月1日から提供を開始した。

デジタル技術の進化により、例えば音楽業界はこの20年で収益構造が大きく変化したが、「(金融業界も)10年後くらいには違ったプレイヤーがメインになります」と岸氏は話す。そんな岸氏が、フィンテック領域で重視しているのは、キャッシュレスとAIだという。また、じぶん銀行については、預金、キャッシュレス、投資など、スマートフォン1つでワンストップな金融サービスを受けられる点を評価した。現在、数多くの企業が金融サービスを展開しているが、口座は別々に管理されている場合が多い。そんな中じぶん銀行は、「日本では規制が厳しい中で10年前から地道に始めており、フィンテックの先駆けです」と岸氏は話す。また、日本では金融投資をしている人は少ないが、「AIはハードルを下げてくれる」と説明する。

じぶん銀行では、過去の為替の変動から未来の為替をAIが分析・予測する「AI外貨予測」を提供しているが、将来的には株式投資などの分野にも拡大するとした。臼井氏によると、AI外貨予測は、7割ほどの的中率を誇るという。同サービスでは、投資経験のない初心者にも金融投資の楽しさを肌で感じてもらうことを意識したそうだ。

臼井氏は、「金融の枠には捉われたくないと思っていますし、行政が縦割りしているのは意味をなさないですので、枠を超えたイノベーションを起こしたいです。親会社のKDDIと連携して、従来にない金融サービスを作りたいです」と意気込みを見せた。岸氏も、じぶん銀行は金融と通信が融合した会社だからこそ、新たなアプローチができると期待した。

※誤解を招く恐れがあるため、内容を一部変更させていただきました。7割ほどの的中率を誇るのは「AI外貨予測」となります。(8月29日)

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