2019年9月22日9:00
インド政府はキャッシュレスを推進するため、大胆な政策をつぎつぎに打ち出している。モバイル決済ネットワークUPIでのデビットカード利用について、加盟店手数料をゼロにするというのもそのひとつ。
これにVisaは猛反発したが、インドの銀行も頭が痛い。加盟店開拓で収益を上げられなくなったからだ。
インドでは53行がアクワイアリングをおこなっている。しかし、キャッシュレスを受付けるマーチャント数目標の50%に達している銀行はわずか12行だ。
この記事の著者
NCB Lab.代表 佐藤元則
「NCB Library」のリアルタイム更新はこちら
※本記事はNCB Lab.代表 佐藤元則氏の「NCB Library」原稿をご紹介しています