2019年12月11日8:00
メルペイは、2019年12月9日から、若年層を対象に、キャッシュレスの利便性やお得さを体感してもらうため、竹下通り、SHIBUYA109など渋谷(東京都)の代表的な地域や加盟店と共同で「渋谷キャッシュレスプロジェクト」を開催している。当日は、原宿竹下通り商店会やSHIBUYA109の担当者が登壇し、それぞれのキャッシュレスに向けた取り組みについて紹介した。
メルペイは、スマホ決済サービス「メルペイ」において、2019年12月9日~2020
若年層がキャッシュレスの利便性やお得さを体感へ
今回のキャンペーンに協力する原宿竹下通り商店会では、商店街振興組合原宿表参道欅会、大手国際ブランド(Visa)と連携し、4年前から「Tokyo Shopping Week」を行っている。その際に、カードブランドから、海外では日本よりもキャッシュレスが進んでいる国が多く、クレジットカードを店員に渡さずに自ら決済できると説明を受けた。
原宿竹下通り商店会では、東京都の補助金により、店舗への決済端末の設置を進め、キャッシュレス化を進める土台をつくった。2019年2月に同取り組みが終了し、その後、メルペイと共同で、コラボキャンペーン「竹下メルペイ通り」を4月26日〜 5月6日まで開催した。今回の「渋谷キャッシュレスプロジェクト」も若年層がキャッシュレスの利便性やお得さを体感できるため、タッグを組んで取り組んでいきたいと、原宿竹下通り商店会会長の遅澤一洋氏は期待した。
続いて、SHIBUYA109エンタテイメント オムニチャネル事業部 MDプランニング部 SHIBUYA109 MD担当兼マーケティング戦略事業部 マーケティング戦略マネージャー 内藤文貴氏が登壇した。SHIBUYA109エンタテイメントでは、SHIBUYA109渋谷やMAGNET by SHIBUYA109を運営している。同社では、一昨年から、中国人向けのモバイル決済サービスであるAlipayとWeChat Payを導入していた。今年の夏から国内のQR/バーコード決済サービスの導入をスタートしており、メルペイは10月29日から導入した。その理由は、SHIBUYA109は大学生を中心としたユーザーが多いため、メルカリやメルペイとの親和性が高いと感じたからだという。
同社では、若年層向けのマーケティングを行う「SHIBUYA109lab.」を立ち上げている。若いユーザーがメルカリを使っており、ファッションを売買している傾向をつかんでいるため、SHIBUYA109でもメルペイを導入したそうだ。具体的な成果はこれからだが、今回のキャンペーンは楽しみにしており、「若い子の体験がより豊かになればいいなと考えています」と内藤氏は語った。