2020年2月12日8:55
東芝テックは、2020年2月に、食品スーパーマーケットなどの量販店向けに、消費者自身のスマートフォンで店内を買い物をしながら商品の登録を行い、自身で会計を完了できるスマートフォン用セルフレジシステム「ピピットスマホ」を販売する予定であると発表した。量販店(GMS、スーパー、ホームセンター、ドラッグストア)を中心とした流通小売業に5年間で2,300店舗の販売を見込む。
同システムは、依然深刻化する人手不足による、チェックアウト業務にかける人手の減少と、それに伴う賃金の高騰といった流通小売業が直面する課題解決と合わせて、消費者自身のスマートフォンを利用する新しい購買体験を実現する商品となる。消費者は、自身のスマートフォンへあらかじめダウンロードした専用アプリ(ピピットスマホ)を起動し、店舗のQRコードを読取り(チェックイン)後、店内を買い物をしながら商品の登録、会計を自身で済ませることができる。
また、会計機を使用せず、スマートフォンアプリ上で決済を完結できる、スマホ決済(クレジット決済)も装備し、スルーチェックアウトを実現するそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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