2020年5月22日7:00
KINCHAKUは、eギフトの発行から流通まで一気通貫で提供するeギフトプラットフォーム事業を展開するギフティと資本業務提携を締結し、前回ラウンドに引き続きふくおかフィナンシャルグループ傘下のFFGベンチャービジネスパートナーズとGx Partners LLPが共同運営を行う「九州オープンイノベーションファンド」を引受先とする第三者割当増資を実施した。
同社は、ウォレットパス運用のためのワンストップソリューション KINCHAKUを提供している。iOSとAndroidの標準アプリである Apple Wallet と Google Pay に対応した「ウォレットパス」の発行から運用までを簡単行えるO2Oエンゲージメントサービスであるという。ウォレットパスを活用することでペーパーレス化を促進し、セグメントに応じたロック画面通知を行ったり、利用状況や効果性のデータ分析を行うことで、顧客との理想的な関係構築を実現するそうだ。
同社は、スタンプカードの永久無料化に伴い、新しいプランを追加した新料金プランを2020年5月18日より開始した。中小規模や個人経営店舗を対象としたスタンプカードのみが完全無料で発行できるSTARTERプランに加え、月額使用料無料で引換券やイベントチケットの発行も行えるSTANDARDプランが加わった。そして従来からのPROプランでは、全ウォレットパスタイプの発行が無料から利用でき、パスメーラー機能やチームメンバー数無制限などのメリットを提供している。
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ペイメントナビ編集部
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