2020年8月24日18:34
丸井グループは、このほど、全国の農家や漁師などの生産者と消費者をつなぐプラットフォーム「ポケットマルシェ」を運営するポケットマルシェ(岩手県花巻市)へ出資を行い、資本業務提携を締結したと発表した。
ポケットマルシェは、全国の農家や漁師などの生産者と消費者を直接つなぎ、新鮮な旬の素材のほか、規格外品や数量限定品といった、既存の流通チャネルでは手に入りづらい食材などが購入できるアプリなる。
今回の出資を皮切りに、今後は、年間2億人が来店するマルイ店舗や700万人を超えるエポスカード会員といった丸井グループのリソースを活用して、ポケットマルシェの成長・発展に向けた取り組みを推進するとともに、同社グループにおいては、リアル店舗への出店や、カード利用拡大によるLTV(生涯利益)の向上など、グループ全体の価値向上を目指すという。
具体的には、「ポケットマルシェ」へのエポスカード決済サービスの導入やカード会員に向けた優待・特典のほか、リアル店舗での生産者と消費者をつなぐイベントの展開などを検討し、ポケットマルシェとの協業を進めることで、オンラインとオフラインを融合した新たな体験価値を創出していきたいとしている。
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ペイメントナビ編集部
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