2020年10月7日13:34
九州電力は、自治体や商工会等が地域経済の活性化を目的に発行している「プレミアム付商品券」を電子化する情報プラットフォームを筑邦銀行へ提供している。太宰府市商工会は、2020年10月1日より、同社が筑邦銀行へ提供する同情報プラットフォームを活用し、プレミアム付商品券を電子化した「令和2年度だざいふペイ」を発行開始した。
同プラットフォームは、SBIホールディングスの協力のもと、Orbオーブの基盤を活用して開発したシステムだ。ウェルネットの決済代行サービスを利用している。
同情報プラットフォームを活用し、プレミアム付商品券を電子化する取組みは、うきは市に続き2件目となる。プレミアム付商品券を電子化することで、利用者は、申込から購入、決済までの一連の手続きなどをスマートフォンのアプリ上で行うことが可能だ。
また、従来の紙による発行と比べて、自治体、商工会等からの発行や加盟店での精算に必要な手続きが効率化できるほか、申込受付箇所の混雑防止など新型コロナウイルスへの対策も可能となる。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト