2021年3月21日8:00
YOLO JAPANは、2021年3月19日から、在留外国人向けに後払いチャージ機能付きプリペイドカード「YOLO Card」の事前予約受付を開始した。
日本に住む外国人のライフサポートを行うYOLO JAPANはこれまで、仕事情報サイトや多言語賃貸物件情報サイト、多言語問診票サービス、外国人向けSIMカードの販売、日本語やビジネスマナーを学べる研修サービスの提供を行ってきた。今回、日本に住む外国人が直面する課題の1つである、クレジットカードやキャッシュレス化に関する課題解決を図るべく決済にかかわる新サービスをYOLO JAPANから行うことになった。
YOLO Cardは日本に住む外国人がYOLO JAPANが運営する会員サイト「YOLO JAPAN」に登録し、申し込むだけで発行できるチャージ機能付きプリペイドカードとなる。カード番号がアプリ内ですぐに発行され、全国のVisa加盟店で利用可能だ。
なお、YOLO JAPAN は、Kipp Financial Technologiesと提携しており、YOLO Cardの発行主体はKipp Financial Technologiesとなる。
利用者は、申し込み時にYOLO JAPANへの会員登録を行うと、審査なしでチャージ機能付きプリペイドカードが発行できる。ネットショッピングで使えるバーチャルカードと、実際の店舗で使えるリアルカードの2種類が発行可能だ。なお、後払いチャージ機能については与信審査が必要となる。また、リアルカードの発行は追加での
前払いチャージの利用では、アプリから入金し利用可能だ。また、後払いチャージでは、アプリの操作で即時チャージでき、チャージ金額は翌月末までにコンビニから支払う。コンビニ店頭端末からのチャージに対応しており、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、サークルKサンクス、セイコーマートが利用可能だ。
また、アプリチャージやコンビニで入金ができるため、日本の銀行口座を持っていなくても利用でき、日本に入国したばかりで銀行口座を持っていない外国人でも申し込める。
さらに、日本国内のVisa加盟店舗をはじめ、海外のインターネットVisa加盟店でも利用できる。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト