2022年1月26日14:00
トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)は、自社のキャッシュレス決済ゲートウェイサービス「TMNゲートウェイ」において、 日本電子決済推進機構(JEPPO)が運営するスマホ決済サービス「Bank Pay(バンクペイ)」の取り扱いを開始した。 TMNの取り扱いブランド数は合計40ブランドとなるそうだ。Bank Payは、 チャージ不要・銀行口座直結のスマホ決済アプリで、登録可能な口座はメガバンクから地域金融機関まで“オールバンク”(2021年12月末時点122行)に対応している。
TMNは、店舗と各決済ブランド事業者をつなぐクラウド型決済ゲートウェイサービス「TMNゲートウェイ」を提供している。 店舗は「TMNゲートウェイ」を利用することで、 ワンストップで複数の決済手段と多数の決済ブランドを導入できるほか、導入後のブランド追加や機能拡張も容易なため、消費者の多様なキャッシュレスニーズに対し、素早く応えることができるとしている。
TMNはクラウド型電子マネー国内初の商用化による先行者優位性を生かし、キャッシュレス決済インフラの一極を担うまでシェアを拡大。「TMNゲートウェイ」に接続された累計端末台数は75万台超(2021年9月時点)、年間2.6兆円、15億件の取引を処理しているという。
今後は、 決済とマーケティングを融合させた「情報プロセシング」事業を推進し、決済端末を起点にトランザクションデータや非決済データを活用した店舗の売上拡大に貢献できるサービスを開発し、キャッシュレス決済インフラの付加価値向上を目指す。