2022年11月7日11:05
「Singapore Fintech Festival2022」(主催:MAS/ELEVANDI)のAnt Group(アント・グループ)のブースでは、モバイル決済アプリ「Alipay(アリペイ)」の歴史やサービスの紹介、複数のウォレットを提供できる決済/マーケティングプラットフォーム「Alipay+」のデモを行うとともに、会期中に「Alipay+ D-store」を発表している。
複数のアジアのモバイルアプリをつなぐ「Alipay+」
加盟店はアジア各国のウォレットを受け入れ可能に
Alipayは中国のコード決済サービスで、国内でも利用可能店舗が拡大している。Singapore Fintech Festival会場では、Alipayの歴史や概要を紹介。また、利用者は設置したコーヒーカウンターでQRコードを自身のスマートフォンで読み取り、コーヒーを注文するデモを実施した。
なお、同フェスティバルでは、「Alipay+」の世界の加盟店舗が250万を超えたと発表している。「Alipay+」は複数のモバイルアプリをつなぐ役割がある。Ant Groupでは、さまざまな国や地域のウォレットによる支払いを提供できる。加盟店は異なる決済サービスを受け入れることができ、インバウンド決済による取り扱いや利益を増やすことが可能だ。
現在、「Alipay+」の支払いは、Alipay(中国)、Alipay HK(香港)、Akulaku PayLater(インドネシア)、Boost eWallet(マレーシア)、BPI(フィリピン)、DANA( インドネシア)、EZ-link(シンガポール)、HelloMoney、Gcash(フィリピン)、Kakaopay(韓国)、rabit LINE Pay(タイ)、true money(タイ)、Touch’n Go eWallet(マレーシア)といったサービスに対応している。すでに「Alipay+」の複数の支払いサービスが日本でも利用可能だ。
また、「Alipay+」に加えて、インセンティブや限定サービスを提供可能な「Alipay+ Rewards」も提供している。
広がる展開国と対応ウォレット
「Alipay+ D-store」を発表
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