2022年12月8日8:30
D2C支援事業やEC基幹システム「ecforce」を提供するSUPER STUDIOと、Finatextグループのスマートプラスクレジットは、 EC事業者向けのファイナンスサービスで提携すると発表した。
具体的には、 スマートプラスクレジットが提供開始を予定している中小企業向けファイナンスサービス「BizGrowth(ビズグロース)」のベータ版として、 商品の仕入れや製造委託などに関する支払いを分割後払いできるサービス(BNPL)を「ecforce」の一部顧客向けに提供する(利用には審査がある)。
近年のECプラットフォームの進化に加え、コロナ下での外出自粛の影響で、EC、特にD2Cを含む物販系分野のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模が大幅に拡大している。EC事業者はサービスを立ち上げた後、本格的に成長していく過程で、卸売業者やOEMへの支払いが増加し、短期的に資金繰りが苦しくなりやすい傾向があるという。このため、一時的な借り入れが必要となるが、旧来型の銀行による融資では、繁忙の中で複数の銀行と交渉をする時間や借入金額が多額になりがちといったリスクが課題となり、思うような借り入れができない実態があるとした。
今回、スマートプラスクレジットとSUPER STUDIOが提供するサービスは、EC事業者が商品の仕入れや製造委託などに関する支払いを分割で後払いできる。EC事業者向けのプラットフォームである「ecforce」上のデータを活用した与信により、成長期にあるEC事業者の、無理のない成長投資の実現を目指す。
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ペイメントナビ編集部
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