2023年2月9 日14:00
かっこは、同社が提供する不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」において、PROFESSYが提供するチャットボットツール「qualva(クオルバ)」と連携した。チャットフォーム経由でのアフィリエイト報酬を狙うなどの不正注文を防止するとともに、ネット通販事業者における住所確認や本人確認等の業務効率化を実現するという。
ここ最近では、デジタルマーケティングツールとして見かけることも多くなっているチャットフォーム経由で、アフィリエイト報酬狙いの不正注文や悪質転売などの不正注文被害が増加しているという。特にD2Cや単品通販のEC事業者はチャットボットツールを利用していることも多く、利用するECシステム(ショッピングカート)が不正対策ツールとシステム連携していないケースもあった。また、これまでの不正対策では、担当者による目視審査や自社のブラックリストとの照合、地図サイトでの住所確認や、さらに不正注文が発生した際のメールや電話による本人確認、注文キャンセル処理などの運用負荷が大きく、一定の注文数を超えると人力での対応が難しくなっていたそうだ。そこで、「O-PLUX」が「qualva」と連携したことで、「qualva」を利用するEC事業者は導入負荷も少なく、オペレーションコストを抑え、かつ電話番号疎通情報、空き室情報や、「O-PLUX」を利用のECサイトで発生した不正傾向などの幅広い注文情報に紐づく項目を活用した検知による、高精度な不正対策に取り組むことが可能になるそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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