2023年3月22日12:10
芝浦工業大学デザイン工学部デザイン工学科の吉武研究室、オリエントコーポレーション(オリコ)、トッパンフォームズは、視線計測と脳波計測を用いてWebサービスの認知とUI・UXに関する共同研究を実施し、ユーザーのサービス利用時、行動のきっかけとなる無意識のイメージ(メンタルモデル)が構築されやすいかどうかを分析する新手法を確立したと発表した。視線と脳波の計測結果とWeb利用のログ、 専門家の診断結果を分析することにより「初心者には使いづらい」「初心者でも熟練者と同じように使える」の判断および「いつも使いづらい箇所」「たまに使いづらい箇所」などの発見・分類が従来よりも短時間で可能になったそうだ。
芝浦工業大学では視線計測装置を使ったメンタルモデル構築の研究を行っていた。一方、トッパンフォームズでは視線と簡易脳波計測装置を使って、研究や得意先の印刷物やWebなどのCX(カスタマーエクスペリエンス:顧客体験)改善を行っており、また、オリコでは会員サイトのUIUXの再構築を目指しており、ユーザビリティに関する新しい着眼点を取り入れることで、さらなるCX向上にメンタルモデル構築の研究が有益と判断し、共同研究に参画した。
このコンテンツは会員限定となっております。すでにユーザー登録をされている方はログインをしてください。
会員登録(無料)をご希望の方は無料会員登録ページからご登録をお願いします。