2023年5月10日11:20
東京都・神奈川県を中心に食品スーパーマーケット等を展開する富士シティオと、CCCMKホールディングスは、 三重県を中心にスーパーマーケット事業や店舗宅配事業（ネットスーパー）を展開するスーパーサンシと連携し、2023年5月9日より富士シティオが提供するネットスーパーの利用でTポイントが貯まるサービスを開始した。
富士シティオは2007年よりTポイントサービスを開始し、Tカードとクレジットカードの機能が一体になった「Tカードプラス」の発行や、2022年2月にはスマートフォンから非接触で利用できる「モバイルTカード」と電子マネー「Tマネー」などのサービスを提供してきた。
またCCCMKHDとスーパーサンシは2022年8月2日に業務提携に向けた基本合意を締結し、スーパーサンシが運営するネットスーパー「JAPAN NetMarket」加盟企業へのTポイントサービスの提供をはじめ、労働人口減少や人件費高騰などの業界課題に対し、小売り店舗のDX（デジタル・トランスフォーメーション）支援に向けた取り組みを推進してきた。2022年12月には業務提携の第一弾として「Aコープ東日本ネットスーパー」でTポイントが貯まるサービスを開始した。
今回、富士シティオのホームページなどから、専用サイトにアクセスし、Fujiネットスーパーに登録し、Tポイント利用手続きをしてネットスーパーを利用すると、200円（税抜）につきTポイントが1ポイント貯まる。貯まったTポイントは、富士シティオが運営するフジ・デリド・プチマルシェ・フルハウス各店舗の店頭をはじめ、全国のTポイント提携店で1ポイント＝1円分として利用可能だ。
また、サービス開始を記念して、2023年5月9日～6月8日の期間中に「ネットスーパー利用促進キャンペーン」を実施する。ネットスーパーでTポイント利用手続き後、ネットスーパーで1回の注文3,000円（税抜）以上購入すると、1会員1日1回限りＴポイントが100ポイント貯まる。
富士シティオとCCCMKHD、スーパーサンシはネットスーパーにおけるTポイントサービス提供を通じ、スマートフォンを軸としたオフラインとオンラインの顧客価値向上を目指すとともに、利用者から預かったリアルとネット双方のデータを活用し、品揃えや売場作りなどの店舗運営と新たなCRM（カスタマー・リレーションシップ・マネジメント）に取り組む。
またCCCMKHDとスーパーサンシは、今後とも同様のスキームを活用し、地域のスーパーマーケットを中心とした両社のパートナー企業へ「JAPAN NetMarket」とTポイントサービスの導入提案を進めていくそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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