2023年6月7日19:55
デジタル障害者手帳「ミライロID」を開発・運営するミライロと、駐車場の運営管理を行うアマノマネジメントサービスは、ゲート式駐車場においてミライロIDのQRコード機能を用いて減免処理を行うことができるシステムを開発した。2023年6月1日から、東大阪花園活性化マネジメント共同体(HOS)が指定管理として運営する花園中央公園(東大阪市)のゲート式駐車場において運用を開始している。
ミライロIDのQRコード機能は、障害者手帳を提示しなくても、障害者割引の適用を受けることができるのが特徴だ。これまでは、フラップ式駐車場のみが連携対象となっていたが、ミライロIDのQRコード機能のアップデートにより、ゲート式駐車場でも利用できるようになった。
利用者はミライロIDアプリをダウンロードし、アカウントを作成し、手持ちの障害者手帳を撮影・送信の上、登録を完了する。送信後、ミライロID運営事務局にて、審査・登録を行う(障害者手帳の審査・登録には、3営業日程度を要する)。
駐車場料金の精算時には、駐車券を挿入し、駐車料金を表示し、電子決済端末の「ミライロID」ボタンを押下する。ミライロIDのQRコードを端末のカメラにかざし、駐車料金が割引されたことを確認し、精算する流れだ。
なお、対象となる駐車場は、花園中央公園駐車場第1、花園中央公園駐車場第2、花園中央公園駐車場第3、花園中央公園駐車場第4となるそうだ。
※画像はいずれもミライロ提供