2023年11月8日16:58
TOUCH TO GO(TTG)は、同社が開発する無人決済システムが全国100カ所の導入を達成したと発表した。
同社では、2020年3月23日の高輪ゲートウェイ駅直営店舗のオープンで無人決済店舗の展開を開始した。各取引先での実証実験、数店舗での活用検証、データ連携まで含めた本格展開など、さまざまなフェーズで活用してもらいながら展開を増やしてきた。
システムの特徴として、AIカメラとセンサーを活用した万引き防止などを実現した買い物で省人化につなげる。また、クラウド型店舗管理システム、コールセンター機能で遠隔監視と遠隔接客が可能だ。さらに、システムのアドオン設置とパッケージングによる簡易な出店形態ができる。誰でも入店可能なフリー入店設計と充実したリアル決済が可能だ。また、詳細な顧客導線、手に取られたが買われなかった人が分かるAI分析基盤が可能だという。
TTG無人決済システムのローンチ以降、継続する最低賃金の上昇などによる人件費の高騰、資材等の高止まりや電気代の値上げなどに伴う出店コストの高騰、人口減少や高齢化に伴うマーケット規模の縮小など、激しい外部環境の変化により、省人化システムおよびマイクロマーケットのニーズがさらに高まっているそうだ。TTGの無人決済システムは、さらなる精度の向上、サービスの拡充を追及し、今後、さらに加速する人手不足・労働力不足の社会課題を解決すべく、パートナーと協力してソリューションの進化と拡大を目指す。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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