2023年11月9日13:06
米国・リップルは、2023年11月8日、暗号資産を活用した国際送金ソリューションであるRipple Payments(旧名称RippleNet)の最新版を発表した。Ripple Paymentsは企業がより速く、より安く、より効率的な国際送金を活用するために、ブロックチェーンの専門家でなくても簡易にブロックチェーンを活用するためのエンタープライズグレードのインフラを提供するという。
具体的なアップデートとして、70以上の暗号資産および従来のペイアウト市場のリップルの包括的なグローバルネットワークへのアクセスを拡大する。Ripple Paymentsネットワークは、単一のオンボーディングを通してほぼ100%のグローバルペイアウトカバレッジを提供するそうだ。
また、暗号資産のサービスと、従来の金融機関やコンプライアンスとを組み合わせた経験にもとづき、リップルは安心して利用してもらえるエンタープライズグレードの暗号資産ソリューションを提供するという。シンガポール金融管理局(MAS)から得た主要決済機関(MPI)ライセンスをはじめ米国内の送金ライセンスを含む30以上のライセンスにより、リップルは中小企業を含むより広範な顧客層にソリューションを導入するそうだ。
さらに、 XRP Ledgerのネイティブな分散型取引所(XRPL DEX)との新たな統合により、製品パフォーマンスが向上し、グローバルな流動性オプションを利用することで新しい市場に参入しやすくなるとしている。また、通貨や送金先に関係なく、暗号資産の流動性オプションを拡大することで、リップルはペイメント製品の規模が拡大しても、最適化された顧客体験を提供し続けることができるそうだ。
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