2024年3月13日20:28
オリエントコーポレーション(オリコ)は、宿泊予約プラットフォームである米国・Airbnb(エアビーアンドビー)の日本法人、空き家所有者・地域・事業者・自治体をつなぐマッチングプラットフォーム「アキカツナビ」を運営する空き家活用(以下、アキカツ)の 3 社は、空き家の有効活用を促進する枠組みを構築するため、業務提携を行うと発表した。
日本では近年、少子高齢化や地方における人口減少などの理由により、空き家数の増加が社会問題となっている。2019 年に公表された「平成 30 年住宅・土地統計調査」(総務省統計局)では、空き家数は 848 万戸で、その数は年々増え続けている。空き家が放置されると、倒壊や崩壊の危険が近隣に及ぶだけでなく、ごみの不法投棄をはじめとする地域の住環境に対する悪影響も懸念される。加えて、空き家を購入したい個人や事業者がいても、その資金を調達することが難しいことから購入を断念するケースも多く、社会問題としての空き家問題の解決が進んでいなかった。
そのような状況のなか、オリコとアキカツは、空き家流通プラットフォームであるアキカツナビと空き家に係わる幅広い資金ニーズに対応する利便性の高い無担保消費性ローン「アキカツローン」を商品化し、空き家の流通促進に取り組んできた。
昨今では、働き方の多様化と非接触型ワーケーションのニーズの高まりから、ホームシェアリングの利用ニーズが拡大しております。現状増え続ける空き家をホームシェアリングに活用するという選択肢を加えることで、空き家のさらなる流通の促進につながるものと考え、今回の Airbnb、オリコ、アキカツの3 社による空き家の有効活用促進を目的とした業務提携に至った。
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