2024年3月22日7:20
NTTデータ東海は、地域金融機関と共に地域創生を目指すサービス「ちいスタ!」を立ち上げた。
「ちいスタ!」は「地域をスターに」をコンセプトに、地域金融機関やさまざまなソリューションを提供するスタートアップ企業などとNTTデータ東海の共創によって、多面的な視点から地域創生・地域活性化を実現するサービスだ。
「ちいスタ!」の第一弾として、地域店舗のDX化とデジタル活用による地域活性化を支援するサービスの事業性検証を2024年3月より開始した。同サービスはNTTデータ東海が遠州信用金庫とトイポと共に、2022年11月より価値検証を進めてきたもので、今回本格開始に向けた最終段階の事業性検証を行う。
今回事業性検証を開始するサービスは、トイポの提供するリピーター集客支援ミニアプリプラットフォーム「toypo」を、地域の中小・零細店舗に合わせて機能や料金をカスタマイズして提供する。
「toypo」のデジタルマーケティング機能を利用して、地域店舗はそれぞれの顧客に対して効率的で効果的なお知らせやクーポンの配信などを行うことができるという。また、信用金庫においても、地域店舗間の周遊を促進する施策などを「toypo」を使って主催することが可能だ。
同取り組みの価値検証のフェーズでは、NTTデータ東海、遠州信用金庫、トイポが共に店舗の獲得、利用促進に向けて協力した。そうした検証を進める中で店舗の生の声を吸い上げ、サービスの確立に向け各社議論を重ねて今回の事業性検証につなげることができたそうだ。
同サービスは、遠州信用金庫での事業性検証の後、NTTデータグループを通じて全国の地域金融機関への展開を予定している。
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ペイメントナビ編集部
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