2024年3月22日16:40
SELFは、ChatGPTとの相互連携システム「SELFBOT」において、オリエントコーポレーション(オリコ)と共同で、企業の問い合わせ業務の効率化とサービス向上を推進することに合意したと発表した。
同取り組みにおいては、宣伝広告の企画販売や各種物品販売を展開しているオリコのグループ会社であるオリコ ビジネス&コミュニケーションズ(オリコB&C)とSELFが販売代理店契約を締結し、3社で共同して加盟店や取引先企業に対し「SELFBOT」の導入を進める。
「SELFBOT」は、LLM(大規模言語モデル)とRAG(検索拡張生成)の技術をいち早く導入。Word、PDF、PowerPointなどのドキュメントやWebサイトのURLを登録するだけで学習し、即座に設定が完了する。ほとんどのフローをAIで対応できているのは、国内でも有数だという。
また、1つの管理画面で「社外向け」「社内向け」AIチャットボットのどちらも対応可能。設定管理がスムーズで、AI活用を効率的に促進することが可能だ。さらに、学習精度を高めるための独自チューニング、ユーザーセグメントごとに情報を使い分け可能なシステムなど、SELF独自の回答精度を高める機能を有している。
また、管理者向け設定画面は、直感的な操作が可能で、専門知識は不要だ。ユーザー向けの利用画面は、引用情報のプレビュー表示、関連するワード提案など独自のユーザビリティ機能も有している。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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