西武線で手荷物の宿泊先ホテル配送サービス「pikuraku PORTERin 東京」 実証実験(SPACER)

2024年8月29日12:28

SPACERは、西武ホールディングスと協業し、2024年9月2日から首都圏で、西武鉄道沿線の駅などに設置されたスマートロッカーを用いた、手荷物の宿泊先のホテルへの配送サービス「pikuraku PORTER(ピクラクポーター)in 東京」 の実証実験を開始すると発表した。

「pikuraku PORTER」は、受付時間中に駅などに設置しているスマートロッカーに荷物を預けると、当日中に宿泊先のホテルへ手荷物を配送するサービスで、2024年3月より大阪エリア、尾道エリアで展開している。

ロッカーから荷物を送るイメージ(SPACER)
※西武ホールディングス提供

同サービスを「pikuraku PORTER in 東京」として首都圏でも広め、利用者を増やすことで、身軽に観光ができるようになることに加え、周辺交通機関の混雑、遅延の解消などオーバーツーリズムの解消につながると考えているそうだ。首都圏を訪れた観光客は、観光地を手ぶらで過ごすことが可能になるという。

利用者は、無人のスマートロッカーのタッチパネルを操作し、手荷物を預け入れ、宿泊ホテルを指定するのみで、手ぶらでの観光・移動を利用できる。

手荷物受付期間は14時までとなり、19時までにホテルに配送する(天候や交通状況などの影響で荷物のお届けに遅れが生じる場合あり)。配送先ホテルは首都圏約500ホテル(新宿エリア、銀座エリア、舞浜エリアなど)。

対応スマートロッカー設置駅は、池袋駅(地下改札外)、西武新宿駅(正面口改札外、北口改札外)、豊島園駅(改札内)となるそうだ。サービス利用料は1,900円~2,800円だが、10月31日まではキャンペーン価格1,700円~2,400円となっている。言語は日本語、英語、韓国語、中国語に対応する。支払いはPASMOなどの交通系ICカードとなる。

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