2025年2月25日8:00
韓国の決済ソリューション市場シェア1位のSCSproは、3月4日から7日まで東京ビッグサイトで開催されるリテールテックJAPAN展示会に出展する(小間番号 : RT3306)。SCSproは、極秘で準備してきたAndroidベースの決済ソリューション「RAYPOS」シリーズを今回のリテールテックで初めて公開し、グローバル市場への参入を発表する。
多様な加盟店に対応する「RAYPOS」
RAY10はPCI PTS 7.0に合わせて準備
RAYPOSは、多目的決済端末やキオスク、卓上POSでの使用を想定しており、1つの製品で様々な加盟店環境に対応できるよう商品化した。また、RAY1,3,5,7,9シリーズからなる全ラインナップのうち、今回はRAY1,RAY5,RAY7にフォーカスする。
特に注目すべきRAY10は、近日発売予定のPCI PTS 7.0に合わせて準備されており、6.5インチの大画面でありながら安定したタップオンスクリーンが特徴である。また、モジュラー設計により、プリンターやクレードルなど様々なアタッチメントを柔軟に組み合わせることができ、合計5つのオプションが用意される。また、SCSproは、より効率的で安全、かつセキュリティを強化した端末管理を可能にする先進の端末運用管理システム(ATOMS)もショーで発表する。
日本事業強化に向けてNEXFIとパートナーシップ契約
ソフトウェアを統合的にサポートへ
SCSpro代表取締役兼日本法人SCSpro Japan株式会社の代表取締役 金城熱(キム・ソンヨル)氏は、「コロナ禍により、2019年以来久しぶりにこのリテールテック JAPANに参加できたことを大変嬉しく思います。特に、RAYPOSシリーズを日本で初めて紹介することは、より意義深いことだと思いますし、すでに日本に進出して12年が経つSCSpro Japanを中心に、より日本のお客様とのコミュニケーションを密にし、新たなサービスを提供できるよう、全力で取り組んでまいります」と話す。
RAYPOSブランドへの準備に加え、日本での事業強化についても以前から考えていた。その結果、SCSproは、日本のデバイスのユーザビリティ向上のために、必須コンテンツの開発を優先すべきと判断し、日本のローカルソフトウェアパートナーとして、NEXFI株式会社と包括パートナーシップ契約を締結した。
NEXFI株式会社 代表取締役の金昌鎭(キムチャンジン)氏は 、「海外の優れたハードウェアソリューションが日本に進出する際の最大の障害となっているソフトウェアを複数の企業が部分的に担っているのが現実だが、NEXFIは、決済アプリ、各種決済センターへの接続開発と認証、運用と保守に必要な端末運用管理システム(ATOMS)など、このような非効率で高コストの原因となるソフトウェアを統合的にサポートすることで、初期導入コストを抑えることと、導入後の維持管理費の効率化を目指す」と述べている。
SCSproは、今回の展示会を始め、様々なソリューションを日本のお客様に提供できるよう、努力を惜しまないと述べている。
連絡先:
●SCSpro Japan株式会社
e-mail:james@rayposww.com
URL:http://www.rayposww.com
●NEXFI株式会社
お問い合わせ:https://nexfi.jp/contact
e-mail : ricky@nexfikk.com
電話:03-6871-8598
URL:https://nexfi.jp/