2011年9月2日10:00
NTTデータは、高級時計ブランド「Franck Muller」の日本輸入総代理店であるワールド通商が実施するポイントサービス「フランク・ミュラーウォッチランド ポイントサービス」のシステムを、同社のクラウド型販促支援ソリューション「SmarP(エスマープ)」を活用して構築したと発表した。
フランク・ミュラーウォッチランド直営店の新ポイントサービス「フランク・ミュラーウォッチランド ポイントサービス」は、2011年9月1日からスタートした。同ポイントシステムは、NTTデータが戦略パートナーとして企画・設計から携わり、SmarPのポイントASP機能を活用した運用システムを構築した。SmarPを活用したことにより、ポイント付与・還元サービスはもちろん、購買金額や来店頻度に基づく会員のセグメンテーション情報を元とした各種キャンペーン展開などの会員アプローチを実現できるという。
SmarPは、NTTデータの総合クラウドサービス「BizXaaS」のアプリケーションサービスの1つである。クラウド型での提供により、利用企業は専用のシステム設備を持つことなく必要な機能のみを選んで利用可能だ。またNTTデータが提供する決済端末ネットワーク「INFOX」との連携により、加盟店にすでに設置されたINFOX端末をそのまま利活用することができる。SmarPは、2011年8月時点で、メディア業界、ホテル業界、流通業界など、14社での採用実績がある。NTTデータでは2011年度までに30社への導入を目指す。