2011年12月8日16:00
ギフトカードおよびプリペイドカードに関連した技術の提供を行うインコム・ジャパンは、同社のPOSA技術を用いた「GREEコインプリペイドカード」を発行し、2011年12月8日から、全国のセブン-イレブン1万3,685店(2011年11月末現在)で販売を開始すると発表した。
GREEコインプリペイドカードは、グリーの運営するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「GREE」において、GREEのコイン(仮想通貨)を購入できるプリペイドカードである。ユーザーはこのコインを用いて、各種の有料アイテムの購入が可能となる。カードは1,500円(1,429コイン相当)と5,000円(4,762コイン相当)の2種類を発売する。
今回の発売により、日本で2,770万を超えるGREEのユーザーは、コンテンツを利用する際に、有料アイテムなどを購入するために必要なGREEのコインを、クレジットカードやキャリア課金などに加えて、プリペイドで決済できるようになる。プリペイドカードに活用されているPOSAの技術が、幅広いユーザーのニーズに対応し、より手軽で利便性の高い決算手段の提供を可能にしたという。
GREEコインプリペイドカードの柔軟な品揃えが可能なシステムを利用して、グリーは券面デザインなどを工夫しながら、幅広いユーザーのニーズにリーチするカードを提供し、店舗とオンラインをつなぐ、多様なプロモーションやキャンペーンの展開を予定している。
インコムは今回の協業を機会に、インコムの持つ世界22万カ所を超える販売網の提供も進め、日本のオンラインコンテンツサービスを、世界に広げていきたいとしている。