2012年5月8日18:16
モバイルソリューションを展開するアスタリスクは、日本市場と中国市場に向けたモバイルシステムの提供を行うべく中国・大連市に子会社「大連明日星科技有限公司」を設立したと発表した。新拠点は、2012年6月より稼動開始する。
近年、スマートフォンやタブレットが急速に普及し、各分野でスマートフォンを業務用端末として活用する事例が増えている。アスタリスクではこれまで、日本国内向けサービスとして、モバイルPOSシステムの「Salasee(セラシー)」や、クレジットカード決済システムの「PitPay(ピットペイ)」、また企業向けモバイルシステムの開発などを展開してきた。
その中でも、iPhoneやiPad、iPod touchなどといったApple製品・iOS関連機器は業務に利用されるケースが特に増えており、またコンシューマ向けのサービスとしてもiOSシステムの採用は避けては通れない状態になりつつある。これらモバイル端末の業務利用は日本国内だけではなく世界的なものでもあり、特に多くの日本企業が出店する中国市場では、より多くのニーズが見込まれているという。
アスタリスクは、これからの世界規模での幅広いモバイルシステムのニーズに対応するため、現在の東京・大阪だけでなく大連市を含めたグローバルな体制でiOSを利用したモバイルシステムの研究開発、高品質なシステムのスピーディな提供、ハードウェアを含めたトータルコーディネートを実現できる体制の構築を目指す。