2012年10月15日19:35
アセンテック(旧エム・ピー・テクノロジーズ)と日本セーフネット(SafeNet)は、PKIベースUSB認証トークンおよびワンタイムパスワード等の認証製品全般に関するリセラー契約を締結し、2012年10月11日より販売を開始したと発表した。なお、今回、アセンテックが取り扱いを開始するSafeNet製品は、eToken シリーズの認証製品である。
アセンテックは、「仮想デスクトップトータルソリューション」カンパニーとして、シトリックス・ソリューションやWyseソリューションといったグローバルで高い支持を得るソリューションを中心に、高い成長を続ける仮想デスクトップ市場において幅広い製品を提供している。
アセンテックの提供している仮想デスクトップ製品ラインナップに、SafeNetの認証製品を加えることにより、仮想デスクトップソリューションがさらに高いセキュリティ性を獲得するという。
SafeNetは認証および暗号化分野において世界市場をリードしている。SafeNetの認証製品は、オンラインバンキング、VPNアクセス、シンクライアント、PCのプリブート認証、電子カルテへのアクセス、クラウド/SaaS等のシステムで採用されている。また、さまざまな認証方式に対応しており、PKIベースUSBトークン、ワンタイムパスワード、スマートフォン用のワンタイムパスワード、スマートカード等の認証デバイスをラインナップしている。暗号化の分野においてはPCのフルディスク暗号化、RAIDディスクも含むサーバの暗号化用ソフト、ならびにオンライン暗号化装置に実績がある。さらに広域イーサネットワークのエンド間最大10Gbps通信の暗号化装置(HSE)により企業やキャンパス・ネットワークを保護するという。
今回のリセラー契約に伴い、仮想デスクトップソリューションをすでに導入している、または、導入を検討している企業、特に極めて高いレベルでのセキュリティ性が要求される金融機関等に対し、両社は共同で積極的に販売展開を進める予定だ。