2013年4月23日18:56
NTTデータは、ECとリアル店舗のポイント・顧客を統一で管理する、クラウド型販促支援ソリューション「SmarP(エスマープ)」にメール配信サービスを加え、2013年4月25日よりサービス提供を開始すると発表した。
SmarPでは、ECとリアル店舗統一のポイントサービスと連動して顧客の利用動向を分析できる分析機能を保有している。今回のメール配信サービスの追加により導入企業は、ポイントサービスから取得する顧客データの分析結果に基づき、利用状況に応じた店舗限定メールや、ポイント・キャンペーンと連動した販促メールを配信することができるようになる。ポイントサービスの提供から顧客の購買、来店動向分析、分析結果に応じたきめ細かいターゲットメールの配信まで、企業の販売促進につなげる一連のサービスをSmarPで提供することが可能となる。
また、個人情報をダウンロードせずメール配信に連携可能な点も特徴となる。さらに、SmarPに格納されている「お客さま名」や「ポイント数」「ポイント有効期限」など、メールの差込み文字として利用することが可能だ。なお、メール配信機能についてはオプション提供となる。
なお、今回提供開始するメール配信サービスのエンジンとして、エクスペリアンジャパンが提供するメール配信クラウドサービス「MailPublisher Smart Edition」を採用している。
今後は、現在普及が進むO2O市場やスマートフォン環境でのセキュア、かつ機能的な販促機能の提供や、プリペイドカードとの連携など、市場ニーズや技術動向の進化にあわせ、小売・流通業界をはじめ、顧客管理を必要とする幅広い業種の販売促進を支援するソリューションの実現に向けて取り組んでいきたいとしている。