2014年12月3日11:50
blueは、スマートフォンアプリで決済を可能にするモバイル決済サービス「Wallets(ウォレッツ)」の正式提供を2014年12月3日より開始したと発表した。
Walletsは、会計時にスキャンするだけで支払いが完了する、サインレス・レシートレスのモバイルウォレットサービスとなる。専用端末不要、導入費用無料、決済手数料2.98%(VISA/MasterCard)で、スマートフォンやタブレットさえあれば、カード決済の導入が最短1営業日で導入可能だ。
まずは第一弾として、会計時にスキャンするだけで支払いが完了する、サインレス・レシートレスのクレジットカード決済機能を提供する。店頭のレジ、飲食店のカウンターやテーブル、イベントでの販売などさまざまなシーンで利用可能だ。
決済までの流れとして、店舗は同社管理画面で金額情報等を入力し、表示されたQRコードを購入者にスキャンしてもらう(別途4桁のパスワードは必要)。決済が完了し、購入者に電子レシートが届く流れとなる。
セキュリティについては、カード番号はアプリにも店舗にも保存されず、国際的セキュリティ基準「PCI DSS」準拠サーバーで処理される。また、個人を特定する情報に関してもアプリには一切保存しないそうだ。
なお、アプリについてはiPhoneではすでに提供しており、Android は2014年12月末までに提供する予定となっている。
blueでは、年内までに50社の導入を目指し、今後はPOSレジとの連携や店舗会員管理システム等の準備を進めていく方針だ。