2015年2月3日15:09
ソニーと、インドネシアのPT.KAI COMMUTER JABODETABEK(KCJ)は、インドネシアの大手鉄道事業者がソニーのICカード技術「FeliCa」を採用すると発表した。
KCJは、ジャカルタ首都圏をカバーする鉄道システムを運営。64局、182キロの距離をカバーしており、日常的に70万人の乗客が利用している。KCJでは、2月から、FeliCaチップが搭載されたICカード、リストバンドでの運用をスタートし、NFC携帯電話によるサービスも2015年中にはスタートする計画だ。ソニーによると、インドネシアでは二輪車の利用も多いため、リストバンド型も採用されたという。
今回のインドネシアでのFeliCa採用の理由については、FeliCa技術が交通乗車券以外にも電子マネーやIDカードを含む数多くのアプリケーションをサポートしている点、カードに加えモバイルサービスでの経験が豊富な点が挙げられるそうだ。