2015年3月3日0:40株式会社富士通ミッションクリティカルシステムズ導入事例インコムのPOSAカード導入を短期間・低コスト・高品質にサポート9割の導入企業が選んだパッケージ/クラウドサービス「やごやさん」とは
パッケージに加えクラウドサービスを展開
中堅・地方スーパーでの採用を後押し
現在、「やごやさん」のバージョンは「V3」となっている。V1では金券をPOSでアクティベーションする機能としてスタートしたが、V2では、ブラウザ対応の他、メッセージ表示を簡単な設定で多言語へ切り替え可能とした。そしてV3では、POSアクティベーションに加え、ハウスカードの発行を希望する企業も増えてきたため、取引量の増加に伴うバージョンアップを行っている。
大手流通企業での導入が加速するPOSAだが、現在は、地方・中堅スーパーマーケットやドラッグストアでの導入が進んでいる。「やごやさん」はパッケージ販売に加え、パソコンのブラウザにてアクティベーションを行うクラウド型サービス「WAS」を、2014年10月にリリース。大規模・中規模の小売店を中心とした「InComm Japan Gateway」はもちろん、小規模小売店にも対応したこの「WAS」もさらに訴求していく方針だ。
荒井氏は、「『やごやさん』を小売店様側のサーバに実装すると、構築コストが多く発生するため、中小のお客様には負荷がかかりますが、クラウドにその機能があれば、地方のスーパーなど、POSAを利用されるすそ野がさらに広がります」と期待する。すでに20社程度から引き合いが寄せられているそうだ。
カード発行会社向けの開発キットを販売
POSAの新たな取り組みを強力にサポート
また、「やごやさん」では、カード発行会社や代行事業者向けの開発キット(for Service Provider)を2015年3月から販売。これにより、カード使用、残高照会、リチャージ電文など、カード発行会社の業務への対応が可能となる。
宮田氏は、今後の展開として、「AndroidやiOSといったスマートフォンを活用したアクティベーションの仕組みや、当社製品やサービスにプロモーションの仕組みを組み込んでいこうと考えています」と意気込みを見せる。
インコム社では、今後デジタルギフトプロモーションを強化する方針だ。荒井氏は、「ECサイトで展開する場合はインテグレーションが必要になるため、ぜひ富士通ミッションクリティカルシステムズ様のお力をお借りしたいですね」という要望を出した。
国内で急速に普及するインコム社のPOSAカードだが、今後も富士通ミッションクリティカルシステムズがその成長を後押しすることになりそうだ。
※POSAはインコム・ジャパンの登録商標です。
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