2016年12月21日15:03
ビザ・ワールドワイド(Visa)は、旧正月に合わせ、2017年1月~3月にかけて、原宿・表参道、京都、札幌で、地域特性を活かした訪日外国人観光客向けキャンペーンを実施すると発表した。同キャンペーンは、日本を訪れる外国人観光客に対し歓迎の気持ちを表すとともに、Visaカードを利用してショッピングや食事を楽しんでもらうことを目的としている。今年は、それぞれの地域・都市特性、ニーズ、課題を踏まえて、パートナーやエリア連携強化を図り、2020年に向けてさらに活性化すると考えられるインバウンド市場の拡大及びインバウンド消費の増加を目指す。
表参道では、2017年1月16日から2月28日まで“Tokyo Shopping Week 2017”を開催。表参道でのキャンペーンは今年で5年目となるが、今回から開催エリアに日本の若者文化の発信地である原宿竹下通商店会が新たに加わる。原宿・表参道の“二大商業エリア”が一体となってキャンペーンを展開することにより、外国人観光客の地域内、地域間における回遊性を高め、原宿・表参道の認知向上ならびにインバウンド消費の増加に貢献したいと考えている。
また、今年度開催5回目となる札幌では、世界中から多くの観光客が来場する「さっぽろ雪まつり」の開催期間および旧正月時期を含む2017年1月16日~3月31日まで、ショッピングを対象としたエリアキャンペーンを実施する。土地柄、移動距離が長くなる北海道においては、札幌中心部のみならず、全道への観光拠点となる近郊の集客施設との連携を深めることが重要となるため、今回は北海道が持つ資源・魅力をアピールする北海道全域を対象としたキャンペーンを実施するという。
京都でのキャンペーンは2 回目となるが、地域連携をさらに強化すべく、昨年の「買い物」「食事」というカテゴリに新たに「宿泊」を加えて、それぞれ「嵐山」「レストラン」「旅館」をテーマとした取組を1月から2月に展開し、観光消費の更なる拡大を図る。