2017年1月24日18:23
GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は、BtoB EC(企業間電子商取引)に最適な決済手段をまとめた「BtoB EC向け決済パッケージ」を、2017年1月24日より提供開始すると発表した。
「BtoB EC向け決済パッケージ」では、「クレジットカード決済」「銀行振込(バーチャル口座)」「引落日が設定できる口座振替サービス」に加え、ラクーンが展開するBtoB取引(企業間取引)専用の掛売り(後払い)決済サービス「Paid(ペイド)」を提供する。BtoB EC事業者はGMO-PGと契約するだけで、自社のサービスに必要な決済手段を選んで導入できる。また、請求処理・管理、請求フォーマットの統一など、各決済手段で生じる煩雑な業務を1つの管理画面で行えるため、業務の効率化が図れるそうだ。
具体的に、取引先から各決済手段で回収した料金の入金はGMO-PGが一本化するので、BtoB EC事業者は、各決済手段の『締め回数・締め日・入金までの期日』を、それぞれ所定の回数・日から選択することができる。これにより、自社の資金繰りのニーズに最適な入金サイクルを設定することができ、『毎日締め』『2営業日後入金』など入金日を大幅に短縮することも可能となる。
なお、「Paid」は、同日よりGMO-PGで事前申し込み受付を開始し、2017年4月より提供開始する予定だ。「Paid」は、取引先の与信管理から、請求業務、代金の回収までを一括で代行する、BtoB ECに特化した掛売り決済サービス。未入金が発生した場合、「Paid」が売上代金を全額支払うため、代金未回収の心配がない。また、取引先への与信枠は30~1000万円まで設定できるため、個人事業主との取引や小口取引にも最短で即日対応することができるという。
GMOペイメントゲートウェイ株式会社
ネットショップやデジタルコンテンツなどのオンライン事業者、NHKや定期購入など月額料金課金型の事業者、並びに日本年金機構や東京都等の公的機関など6万7,921店舗(GMO-PGグループ2016年3月現在)の加盟店に総合的な決済関連サービスを提供しております。
また、決済サービスを中心に、加盟店の売上向上に資するweb広告サービス等の付加価値サービス、加盟店の成長を資金面からサポートする融資等の金融関連サービスの提供、海外決済サービス提供等の海外事業などを行い、年間決済処理金額は1.8兆円を超えております。