2017年3月24日9:00
Google VenturesやオーストラリアのNAB、日本のSBI投資などが、国際送金決済ビーム(Veem)へ2,400万ドルを投資した。
サンフランシスコのフィンテックベンチャーで、創業は2012年。今回はラウンドB。これまで5回のラウンドで4,425万ドルを調達している。
ビームが対象としているのは、個人ではなく、スモールビジネス。国際間取引での支払いや請求サービスを提供している。現在60カ国に対応。
ユニークなのはブロックチェーンをベースにしていたこと。だからスモールビジネスでも安く国際送金決済ができるという触れ込みだ。現在はビットコインではなく、通常の通貨に切り替えているようだ。
送金手数料は無料だが、為替手数料が1.5%から1.9%かかる。さらに受金者には15ドルの手数料がかかる。結局ブロックチェーンやビットコインは使いモノにならなかったのだろうか