2017年6月28日17:01
フライトシステムコンサルティングは、タブレット向けマルチ決済装置「Incredist Premium(インクレディスト・プレミアム)」が中国銀聯のコンタクトレスEMV「Quick Pass」のブランド認定を取得したと発表した。
フライトシステムコンサルティングは、2010年9月から、iPhoneやiPadをクレジットカード決済端末にする大企業向けソリューション「ペイメント・マイスター」を販売している。 すでに高級ホテル施設での決済、レストランのテーブルチェックや観光タクシーでの決済、および旅行代理店などで導入されている。 また2016年3月には、 磁気クレジットカード、 接触型ICによるクレジットカード(EMV)、 日本の電子マネーという3種類の決済に加え、新たにコンタクトレスEMVに対応したマルチ決済装置「Incredist Premium」を発売開始している。
すでに、Incredist Premiumでは、5ブランド(Mastercard Contactless, Visa payWave, AmericanExpress ExpressPay, JCB J/Speedy, Discover D-PAS)の認定を取得しているが、 新たに中国銀聯 Quick Passのブランド認定の取得が完了した。
Quick Passは2012年のリリースされ、2015年9月末で16億枚以上発行されている。日本国内のApple PayではNTTドコモの「iD」などが活用されている一方で、欧米や中国ではコンタクトレスEMVが使われており、Quick Passは中国Apple Payで採用されている。