2017年7月5日20:55
NXP Semiconductors N.V.(NXPセミコンダクターズ)は、国民IDカード、電子パスポート、決済、アクセス管理アプリケーションにセキュリティとプライバシー保護を提供する第3世代の「SmartMXプラットフォーム」を発表した。同プラットフォームは、個人特定可能な情報(PII)やそのほか個人データの保護が重要なセキュアID/決済アプリケーションに必要なセキュアなマイクロプロセッサを開発するために最適化されているという。
NXPのIntegralSecurityアーキテクチャ2.0をベースとした「P71D320セキュリティ・コントローラ」は新SmartMX3ファミリの最初のソリューションで、コモンクライテリア「EAL 6+」認証を取得している。
クラウド、IoT、センサ、モバイル機器のデータ管理などの情報技術では、ID盗難、詐欺、プライバシーへの懸念などの副次的影響が強まっているが、新SmartMX3プラットフォームはセキュリティ機能と性能を提供するという。同時に、独自のFlexMem技術により、市場要件に応じてアプリケーションを適合させる柔軟性を提供するそうだ。