熊本の水前寺参道商店会と外国人向けサービス向上、キャッシュレス化推進で連携(NIPPON Tablet)

2018年6月8日17:11

NIPPON Tabletと水前寺参道商店会は、2018年6月1日、同商店街を訪れる外国人観光客らへのサービス向上を目指して包括連携協定を締結したと発表した。

水前寺参道商店会(NIPPON Tablet)

熊本県では、熊本~高雄(台湾)・熊本~香港の定期航空路線開設、八代港に寄港する大型クルーズ船の増加などを背景に、外国人観光客数が増加している。これに伴って、熊本県内の観光地・水前寺公園に隣接する「水前寺参道商店会」でも、アジア圏からの観光客を中心に外国人客が増加。熊本県内では、今後、ハンドボールやラグビーなど各種スポーツの大規模な国際大会の開催も予定されており、外国人客のさらなる増加が見込まれていることから、同商店街では、外国人客向けサービス向上の必要に迫られていたという。

そこで同商店街では、ニッポンタブレットが提供するタブレット端末を活用した実証実験に取り組むことを決定。商店街内の約10店舗にタブレット端末を設置し、タブレットに搭載されている7カ国語(英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、タイ語、ベトナム語)に対応する通訳機能や、アジア圏の観光客からのニーズが高いQRコード決済機能を活用して、外国人向けサービスの拡充を目指すことになった。

同時に、ニッポンタブレットでは初めての試みとして商店街内に「NIPPON Tabletサポートデスク」を設置。タブレットの取り扱いに不慣れな商店街店舗の人々が、いつでも操作方法を質問・相談できる体制を整え、商店街における外国人客対応の向上やキャッシュレス化の推進を全面的にサポートするそうだ。

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