2018年12月12日17:24
インテリジェント ウェイブ(IWI)は、TISが提供する決済関連サービスの「DebitCube+(デビットキューブプラス)」と「PrepaidCube+(プリペイドキューブプラス)」に、IWIの不正検知ソリューションである「IFINDS(アイファインズ)」を組み合わせてサービス提供を開始すると発表した。
「DebitCube+」「PrepaidCube+」に「IFINDS」を組み合わせることで、デビットカード/プリペイドカードのサービス開始に必要となるプロセッシングシステムから、サービス開始後の運用フェーズで必要となる不正検知システムまでをワンストップで提供することが可能になる。ASP型サービスである「DebitCube+」「PrepaidCube+」と「IFINDS」を連携、共同で提供することで、個別に導入するよりも安価な提供ができるという。
「DebitCube+」と「PrepaidCube+」では、導入企業の増加と各企業のサービス内で行われる決済の取引量の増加に伴い、より業務負荷が低く安価な不正検知のニーズが高まっている。そこで、TISではIWIの「IFINDS」を両サービスのオプションサービスとして提供することで不正検知のニーズに対応していく。
TISでは、不正検知率の向上と誤検知による機会損失の低減を実現するAIによる不正検知精度の高度化も検討する。また、不正検知サービスをTISの決済ソリューションのトータルブランド「PAYCIERGE(ペイシェルジュ)」の1つのサービスメニューとして展開していくそうだ。
IWIでは、不正検知の分野においては、ACEPlus、IFINDSのさらなる機能強化、不正検知業務機能の改善を図ると共に、AI・機械学習を活用した次世代不正検知システムの開発に取り組んでいく方針だ。