2013年12月11日17:50
TISは、「CreditCube」「DebitCube+」に続き、国際ブランドプリペイドカード事業を行うために必要な各種業務システムから、入会受付やコールセンターなどの運営業務までをトータルでサポートするワンストップサービス「Prepaid Cube+(プリペイドキューブプラス)」を提供すると発表した。
「Prepaid Cube+」は、TISのこれまでの決済関連システムの構築・運用ノウハウをベースにしたサービスとなる。特徴としては、プリペイドカード専用のシステム、業務オペレーション(BPO)など事業に必要となる環境をトータルで提供可能だ。また、サービス形式での提供のため、導入時にかかる初期費用を抑制して、事業の早期立ち上げが行える。さらに、使用量(入金額、利用額など)に応じた月額利用方式のため、カード発行事業者のビジネス成長に沿った形での活用ができるという。
今回のサービス提供の開始により、TISは、後払い方式に対応した「CreditCube」(パッケージ形式)、即時払い方式に対応した「DebitCube+(デビットキューブプラス)」(サービス形式)、そして前払い方式に対応した「PrepaidCube+」(サービス形式)という、3つの決済方式に対応したサービスラインナップを取り揃えた。
TISは、「PrepaidCube+」を、カード・信販会社を中心とした金融機関や、カード事業への新規参入を目指す通信キャリア、旅行業、流通業などへ提供していき、2018年度末までに50社以上へ導入し、200億円規模の事業に拡大することを目指すという。