2018年12月13日18:25
Mastercardは、世界中の都市を調査した「世界渡航先ランキング、 レジャー部門」にて、 飲食とショッピングの消費額が最も多かった渡航先を発表した。
Mastercardの「世界渡航先ランキング」は、2017年の海外からの渡航者数(1泊以上)と渡航先都市での消費額に基づき、世界162都市をランク付けしている。Mastercard「世界渡航先ランキング、 レジャー部門」では、これらの都市における渡航者の飲食とショッピングの消費額に注目した。その消費額は、渡航先の地域経済と渡航者の経済面に大きな影響を与えているという。
同調査の結果、ドバイ、パルマ・デ・マリョルカ、バンコク、パリといった4都市における渡航者の飲食費は、他の都市を上回っていた。上位10都市にはシンガポールやロンドンも入ったが、旅行支出額全体に対して飲食に費やす割合は低く、それぞれ12.9%と17.6%に止まった。東京は8位にランクインし、飲食費の割合は20.3%となった。
「世界渡航先ランキング、レジャー部門」によると、衣服、お土産、その他の品々などショッピングの消費額では、ドバイとロンドンがそれぞれ1位、2位となった。日本の都市を見てみると、旅行支出額全体に対するショッピング代にかける割合は、千葉、大阪、東京がそれぞれ47.8%、43.4%、43.1%となり、3都市の旅行中ではショッピング代に多く費されていることがわかる。
飲食部門のランキング上位8都市とショッピング部門のランキング上位7都市は、 世界90ヶ国の渡航者が40都市以上で特別な体験ができる「Mastercardプライスレス・シティ体験旅行プラットフォーム」の対象地域となっている。