2020年5月27日14:43
楽天は、運営するテイクアウト支援サービス「楽天リアルタイムテイクアウト」が、DDホールディングスの連結子会社であるダイヤモンドダイニングが全国で運営する約40ブランド、122店舗の飲食店に導入されると発表した。まずは都内の43店舗から開始し、6月中を目途に全店舗へ導入する。
ダイヤモンドダイニングは、魚や地鶏を藁の炎で焼き上げる「藁焼き(わらやき)」が特長の土佐料理専門店「わらやき屋」や、秋田県産の新鮮な比内地鶏を使った焼き鳥専門店「今井屋本店」などの店舗を運営している。同サービスのユーザーは、これまでそれぞれの店舗で提供されていたメニューを自宅に持ち帰ることができるようになる。なお、同社が運営する飲食店がテイクアウトサービスを導入するのは今回が初となる。
「楽天リアルタイムテイクアウト」は、スマートフォンやPCサイト上から近隣の飲食店を検索して商品を選び、楽天IDを利用して事前注文と決済ができるサービスだ。ユーザーは、指定の時間に実店舗を訪れるだけで商品を待ち時間なく受け取ることができる。なお、楽天では、新型コロナウイルス感染症の拡大により、飲食店においてテイクアウトサービス導入への需要が高まっていることを受けて、2020年10月31日まで、初期費用および月額利用料などの利用料(クレジットカード決済手数料などを除く)は無料としている。
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ペイメントナビ編集部
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