2020年8月27日18:27
セイコーソリューションズは、クラウド対応ICカードリーダー端末「ESTEN(エステン) 勤怠エディション」をベースに、出勤打刻と同時に体温測定が可能な体温測定機能付き勤怠管理端末「ESTEN TE-C800T」を開発し、2020年9月7日より販売開始すると発表した。
体温測定機能付き勤怠管理端末「ESTEN TE-C800T」は勤怠データと同時に体温の測定結果をサーバーに送信する機能を備えている。センサーにより一定の距離に近づくと自動で体温を測定する。測定した体温データはID番号に紐付き客観的な記録として継続的に残すことができる。また、体温データの記録を自動化することにより、測定を忘れてしまったり、紙にわざわざ記入したりするといった煩わしさから解放されるという。
なお、「ESTEN」は、30年以上にわたりシステムタイムレコーダーを製造・販売してきたセイコーが、培ってきたノウハウやニーズを基に開発したICカードリーダー端末であるそうだ。従来の「ESTEN 勤怠エディション」は、勤怠管理用端末として、病院、ホテル、学校、製造業など、さまざまな業種に多くの導入実績がある。今回販売を開始する「ESTEN TE-C800T」では、出勤打刻時に体温測定を同時に行うことにより、体温異常者がいた場合、即座に管理部門に連絡を取る適切な対応が可能になる。
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ペイメントナビ編集部
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